災害時のペット対策セミナー

2020年10月04日(日) 

地域防災拠点でのペットとの暮らし及び、災害事前対策について話された。

■時間
10:30 ~ 11:30

■講師
磯子福祉保健センター
生活衛生課 環境衛生係 2名


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以下講義内容の要約
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■■■避難場所の種類■■■

■いっとき避難場所
  身の安全を確保するために一時的に避難する場所。
  公園や空き地等で町内会など地域で取り決めている。

■広域避難場所
  火災が広がっている場合、熱や煙から生命・身体を守るために一時的に避難する場所

■地域防災拠点
  市内1箇所でも、震度5強以上の地震を観測した場合に開設する。
  避難生活を送る場所である。


■■■地域防災拠点について■■■

BrilliaCity横浜磯子の住民は、浜小学校である。

■主な役割
  • 避難所
  • 最低限の水と食料の備蓄場所
  • 安否情報・被害情報・救援物資情報の収集、伝達場所

ただし、ペット用の餌などの用意はない
自分達のものも含めて、ペットの備蓄も必要。

■犬の登録数
令和1年度末時点の犬登録数は、浜小学校の地域防災拠点エリア内では、550頭。
※登録犬の頭数とほぼ同頭数の猫が市内に飼育されていると考えられている

■飼育場所
校庭の一角や校舎の渡り廊下、地域防災拠点近隣の公園など。
被災者が避難生活を送る体育館や教室等にペットはNG。

※ 補助犬(盲導犬や聴導犬、介助犬)は居住スペースでの同伴は可能

■ペット受け入れ可能な動物
  • 小鳥
  • ハムスター

トカゲや蛇、カメは受け入れ不可能。


■■■事前にやるべき事■■■

災害に対して、ペットを守るために、何が必要なのか?
  • 準備しておくこと
  • ペットへのしつけ


■住まいや飼育場所の防災対策
以下一例
  • 家具転倒器具の取り付け
  • ゲージ
  • 見守りアプリ


■ペットのしつけと健康管理
  • マテ・フセなどのしつけ
  • 飼い主以外の人への慣れ
  • ゲージの中に入る事、居られる事
  • ワクチン接種、寄生虫の予防・駆除


■飼い主が分かるようにしておく
  • マイクロチップ
  • 首輪
  • 迷子札


■ペット用の避難用品や備蓄品の確保
  • ゲージ・キャリーバッグ
  • フード・水(約1週間分)軟水が良い
  • ガムテープ(ゲージ補給など)
  • 予備の首輪・リード
  • ペット手帳
  • ペットシーツ・トイレ用品・処理用品など