令和4年度家庭防災員 地震・防火研修
2022年10月29日(土)
磯子消防署予防課及び防災センターによる地震・防火研修を受講しました。
- 2022年度「防災・減災推進研修(基礎編)」(横浜市危機管理室地域防災課主催)
- 開催日 2022年10月29日(水)10:30~12:30
- 場所 横浜市民防災センター
- 参加者 26人、運営側4名
磯子消防署予防課及び防災センターにより以下の研修が行われました。
1.地震・防火研修
地震・防火について、家庭防災員テキストとPPTをもとにした研修を約40分受講しました。
2.横浜市民防災センターに新設された各種装置の体験
防災センターには、地震や火災・煙を体験できる各種の装置が設置されており、災害シアターにて横浜で起こりうる災害を臨場感あふれる映像で身近に体験した後、各種装置を使った研修を約1時間受講しました。
①地震シミュレーター
最大震度7の揺れが体験でき、過去発生した地震、戸建住宅や超高層ビルでの揺れなど、様々な揺れを体験することができます。
今回は、阪神淡路大震災(直下型地震)と関東大震災(震源地は海の中)の2パターンを体験しました。
②火災シミュレーター
訓練用消火器を使った消火体験(バーチャルな炎に消火器ホースのビームを当て消火)と、
煙からの避難行動体験(体に害のない煙を室内に充満させ、室外からも煙や避難の様子を見学)を行いました。
③減災トレーニングルーム
研修の最後にまとめとして、家庭のリビングをイメージした部屋の中で、地震や火災などの災害を疑似体験し、災害から身を守る行動や避難までの流れを確認しました。
各種装置を使った地震の体験や消火・煙体験など、非常にインパクトのある研修だと感じました。
震度7というのはまだ経験したことが無かったので、何かに掴まらないと体ごと振り回されるということを実感しました。
直下型は最初の時に足元が下の方にすくわれるような感覚でズドンと体に感じました。
また、消火器を使った消火体験の場合、「火事だ」と叫んでからは消火器を持つ手順と教わりましたが、研修の最後の減災トレーニングルームで火災を疑似体験した際に、「火事だ」という言葉が出てきませんでした。
地震が起きた場合は、最初に身の安全の確保のため、テーブルの下に隠れてその足を掴みつつ頭を保護し、地震が収まったら玄関のドアを開けて避難路の確保をしなければなりません。
その後ストーブからの火災が起きるなど、揺れや火災など目まぐるしく状況が変わることが想定されます。
防災センターの鈴木氏によれば、子供たちが学校などで訓練する際、自分の机の下にすぐに身を隠して机の足を斜めに持つなど、素早く対応するとのことでした。
日頃の訓練の成果があらわれていると思ういます。災害時に、とっさの行動ができるように日頃からの準備や訓練が大事だと改めて感じました。