ハッピーサロン10月 ベネッセの介護セミナー「口腔機能維持とフレイル」

2024年10月14日(月) 

「フレイル」とは「加齢にともない心身の老い衰えた状態」を意味します。 そのまま対策を何もしなければ、生活の質が落ち、さまざまな合併症を引き起こす危険性もあり、結果的に要介護状態に進んでしまうリスクがあります。しかし、フレイルについてしっかり理解し、早期に適切な対策ができれば状態を改善できます。

ベネッセスタイルケアの協力で冷凍宅配弁当(健康食・塩分制限食・やわらか食)の
試食をしました。魚や肉をメインに野菜をたくさん使ったおかずも数種類入っていました。。
介護食のやわらか食は、見た目は普通食と変わらないが、噛まずに飲み込めるように
仕上げてあるのに驚きました。メニューも豊富で楽しく試食できました。

試食後は、言語聴覚士の福井さんから「口腔異能維持とフレイルについて」のお話を伺いました。高齢になると噛む力・飲み込む力が弱くなるうえに唾液の量も少なくなり、窒息や誤嚥の事故が増えるそうです。
誤嚥を防ぐためには下記のことが大切です。
1.うがいをしっかりする
2.喉仏の位置を保つ訓練をする
3.舌の位置を意識する
4.喉の筋力を鍛える
5.口腔内圧(送り込む力)をつける
6.吐き出す力をつける
7.口の中を清潔に保つ
誤嚥予防の体操もありますが、日頃から声を出してお話しすることが大切とのことでした。